新築(2003年)時にインテリア設計(キッチン・洗面・ビルトイン収納・照明・内装)を任されてから20年余り、息の長いお付き合いを続け今日に至るまで、折々に手を加えてきた住宅。2人のお嬢様が結婚され、家族構成もライフスタイルも変わったことを機に、大規模なキッチン&ダイニング空間のリニューアルを行った。セミオープンのダイニングキッチンと、勝手口のある独立したユーティリティの2部屋の壁をなくし、キッチンの腰壁も撤去、DK+ユーティリティ空間を回遊式のプランでまとめた。キッチン作業部分はステンレス、収納部は集成材、と素材を使い分け、機能とデザインを追求した。シンク部・コンロ部・作業部、それぞれのパートを独立させた設計。ヴィヴィッドカラーの壁紙とタイルがワクワク感を出している。
新築時のキッチンや収納家具などオリジナル設計で作ったキャビネット・収納家具類は丁寧に取り外し再利用した。今までとは全く異なる回遊式動線を持つDKU(ダイニング・キッチン・ユーティリティ)が出現した。設計と製造・施工までを手掛けたからこそできるキャビネッの転用や再加工などを駆使したパーソナライズドキッチン。サスティナブルなリモデルのモデルケースとなった。
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